業績と人

最近は大企業を中心に業績が持ち直している会社も多々あり、今年の春闘は満額回答とのニュースも聞こえてきました。景気が良くなると、求人掲載を行う企業も増えてきます。一方で、飲食業界を中心に求人掲載しても、応募がないといった切実な声も聞かれます。経営者にとって、業績回復・売上向上は嬉しい悲鳴ですが、それに伴う人員確保の問題は安定して営業するためにも見過ごすことのできない重要な課題です。では、求人掲載欄に高い時給を提示できれば人が集まるのかというと、事はそう簡単ではないようです。時給の相場は地域や業種により様々なので、複数の求人掲載サイトや求人情報誌を参考にして、他社と同じか少しだけでも好条件で出せれば、応募者の目に留まりやすく、注目を集めることができます。

求人掲載サイトや求人情報誌等で求人を行う時、大切なのは、どの年代の応募を集めたいのかをはっきりさせることです。これは、営業形態や営業時間、仕事内容によって様々なので、自社はどうなのかをしっかり吟味すべきです。例えば、主婦層であれば、子供が学校や保育施設に通う間にパートに出たいという声が多いです。この層を集めるなら、平日の朝から夕方までを基本として、時間に幅を持たせて働きやすくするとよいです。また、扶養範囲内で働くことを前提にしている場合、週1〜に設定し、とにかくハードルを低くして応募を集めるのが得策です。学生の場合は、土日や夕方から夜の営業を支えてくれる人材として期待できます。その点を主にアピールするとよいのです。求人掲載をする際は、応募者の立場に立って少しでも不安を取り除くことで、まずはファーストコンタクトを増やしていきたいものです。ちなみに、求人募集の文章の末尾には「応募に迷われたら、とにかくお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしています」の一文を加えるとよいかもしれません。